パンク修理


チューブの修理


 チューブ交換
  基本。勝負が早い。
  パンクしたチューブは持ち帰って直せば良い。

 
 小穴 貫通パンク
  パッチを貼りつけて終了。
  穴の位置がわからなくなる事が多いので注意。


 裂け バースト
  廃チューブを切って内側へ張り付け、外側にもパッチを貼りつける。
  内側にチューブを張る事で全体が開かずに、小穴パンクのようになるのではないかと期待。
  

 リム側のパンク
  リムテープが弱かったり劣化していると、リムの形にチューブが押されパッチが変形して剥がれ
  空気の道が出来て、すぐに再パンクする。対処法を模索中。


 パッチの貼り方
  やすり掛けの効果は良くわからないが、かけた方が引っ付く感じはあるが、正直めんどくさい。
  凸凹があると空気の通り道になりやすいので、そこは出来るだけ削った方がいいと思う。
  ゴム糊は広く薄く付ける。厚くても問題はない。狭いと駄目。
  乾燥時間をしっかり取って確実に乾燥させる。ドライヤーで温めて乾かすと良い感じ。
  しっかり押さえて圧力で引っ付ける。擦らない方が良さげ。擦ると歪んで剥がれやすいようだ。
  貼り付け後のドライヤーは微妙。熱は意味があると思うが、中で剥がれたら意味がない。
  パッチは2度目が良く付く。1度目は固いからか剥がれる事が多い。使う前に揉むといいかも? 
  熱すると柔らかくなるので事前ドライヤーが良いと思うのもこのため。


 ゴム糊
  チューブ糊は中身が無くなってる事が有るので予備を忘れないように。


 バルブコア
  シュワルベのチューブはバルブコアが交換できるが、そこからよく漏れる事があるので、
  時々、締まりを確認すると良い。

  バルブコアなんて交換する事はないだろうから、無駄な機構だと思っていたが、
  ビットリアのチューブに空気を充填しポンプを外したら、バルブが飛んで行ったので、
  バルブコアは交換できた方が良いようだ。


 手作りパッチ
  100均のパッチはちょっと大きいので、カットして使いたいと思う事も多い。
  しかし厚い部分は歪が起きやすくカットして使うと剥がれやすい。
  昔は廃チューブからパッチを作っていたらしいので、出来ない事はないとは思うのだが・・・
  これからの研究課題か。




タイヤの修理

 
 小穴
  布テープを張っておけば走行の熱で溶けて簡易パッチに。粘着力があるのでゴミを集める。
  弾力のある樹脂系接着材で埋めておけば良さそうな感じ。硬化パテは駄目。


 裂け
  布テープを巻き付ける。3重ぐらいは巻きたいところ。テープが溶けてくるとゴミを壮絶に集める。
  条件にもよるが200㎞ぐらいは持つ模様。テープを張ると穴のパテ詰めが出来ないのが困る。
  プロテクタを仕込み、空気を入れ、パテ処理をし、それからテープを巻くのが正しい手順だが、
  パテはすぐに乾かないので非常にめんどくさい。しかしパテをしないと衝撃に弱い。

  裂けチューブと同じように、タイヤの内側に古いタイヤを貼りつけてやると良いようなので、
  ちょっと試してみたいと思う。 ロード用のタイヤは高圧になるのでなかなか修理が難しい。


 耐パンクプロテクタ
  穴が開くとチューブが無防備になるので、そこにプロテクタを仕込んでみる。
  ペットボトルを穴に対して大きめにカットして角を取り、タイヤの内側に布テープで張り付ける。
  大きいとタイヤを入れにくくなるが、小さいと穴からズレて貫通してくる。
 
  最初はアルミ缶を切って入れたが、走行すると粉々に砕け逆にパンクを誘うので論外だった。




雑記

 
 自転車のタイヤもチューブも安くなく、それに比べればパッチは安いので、つい修理してしまう。
 そして修理が下手糞なのでパッチが剥がれて、再パンクを繰り返し、無限ループへ突入し、
 安物買いの銭失いの典型となっている。

 パンク対策をあれこれ考えるのも面白いのだが、1ライドで3度もパンクすると流石に萎える。
 パッチもただではなく、早めにパンクしないタイヤとチューブに交換した方がストレスが少ない。